先日、確定申告に行ってきました。
とは言っても、税務署じゃなくて、市で実施している相談会での申告です。
今年から、予約制になり、事前に日時を予約しての申告でした。
私の場合、年金ぐらいしか収入がないので、毎年、「所得額<控除額」となるため、源泉徴収された税金は還付されることになるので、そのための申請を行なっています。
申告しないと戻ってこないのも気に入らないのですが、高々数万円の税金を還付してもらうために、毎年申告しています。
昨今の政府の税金の無駄遣いの有り様を見ていると、1円たりとも、税金を払いたくないと思ってしまいます。ですので、戻ってくる税金は、きっちり返してもらうべきです。
今年で4回目の申告になりますが、毎年、何かしらしっくりこない感じです。
基本的には、源泉徴収の書類、保険料控除の書類を渡して、その書類の金額をもとに、市の職員が、PCに入力していくみたいです。
<1回目の申告(2017年度分)>
外貨預金の為替利益があったので、それを申告しました。
しかし、担当の職員はそれをすぐに理解できなかったみたいで、別な職員(おそらく上司なんですかね)が出てきて、その人に説明したら理解してもらえました。
例えばで説明しますが、米ドルを100円/ドルの時に100万円分購入して、110円/ドルの時に売れば、円換算で110万円になりますので、10万円の利益になります。ですので、収入としては10万円として入力してもらえばいいのですが、これを110万円の収入として入力しようとするから、「そうじゃないでしょ!」と私が言うハメになり、それをすぐに理解できない担当の職員とのやり取りを見ていた上司が出てきた、という感じです。
<3回目の申告(2020年度分)>
投資信託の利益を申告しようとしましたが、それは申告の必要がない、とのことでした。
投資信託や、株売買での利益については、それで完結しているために申告の必要はない、とのことでした。私としては、投資信託の利益に対して、源泉徴収されているので、その分も還付されると思っていたので、その分が還付されないのは納得できませんでした。
でも、そういうので、その年は、諦めて帰ってきました。
今年の申告会でも同じことを聞いてみましたが、どうも、投資信託とか株の売買に関する案件は、税の扱いが違うらしく、申告の必要がない、という説明でした。
ということは、投資信託や、株売買の利益分は、いっさい申告しなくていい、ということと理解しました。ですので、年金収入が少ないうちは、投資信託や株で利益を得る方が、年金の源泉徴収分が戻ってくることになるので、その方がいいのかなぁ、と思いました。
<4回目の申告(2021年度分)>
今年の申告ですが、(本来、申告時に詳細をチェックすべきでしたが)家に戻って、細かい数値をチェックしてみたところ、収入の額が間違っていることに気づきました。
担当職員の入力ミスです。
これは、還付金額に影響がない範囲でしたので、このままでいいのかな、と思います。
提出した資料にハンコを押すみたいですが、保険料控除の資料には押されていましたが、源泉徴収の書類には押されていないものがありました。これも、職員のミスだと思います。
でも、これって、後から、私が申告しなかったことになりそうで、ちょっと心配になりました。
次回からは、申告時に数値をきちんとチェックし、書類のハンコも確認しておかないとダメだなと思いました、そのハンコには職員の名前とかが入っていないので、誰が処理したかの証拠が残っていません。次回は、担当職員の名前を聞いておき、記録しておこうと思います。
ということで、市の税務担当の職員もピンキリで、申告する側がきちんとチェックするようにしないと二度手間になりかねないので、事前に金額を計算しておいて、詳細金額をチェックするようにしておくべきかと思いました。
ただ、来年からは、「所得額>控除額」になりそうなので、還付申告ではなく、追加納税の申告をすることになりそうな気がします。これって、申告はしないとダメなんですかね。
市民税の確定のために申告は必要らしいので、いくしかないとは思いますが、納税するために申告するのも馬鹿らしいなぁ、と思ってしまいます。