メンタルヘルスに関して、書いておきたいことがあります。
本日より連載をスタートします。
「休職しますか?」
心療内科の先生の第一声がこれでした。
衝撃の一言で、そんなにひどい状態なのか、と驚きました。
同時に、今の仕事をどうしよう、職場のみんなに何て言って休職しよう、というのが頭に浮かびました。
「仕事もすぐに引き継げないし、今から休職するわけにはいかない」ということを話し、休職はせずに治療を進めることにしてもらいました。
但し、残業はしないように、と念を押されました。
自覚症状としては、どんなに疲れても寝付けず、また、頭が重く、やる気がどんどん失せていく、、という感じです。
ある年の夏に、地元のお祭りがあったんですが、私は自治会の班長であったため、
休日毎に頻繁にお祭りの準備にかり出されました。
お祭りの前夜祭では、リハーサルのようなものがあり、朝から山車を引いて練り歩く、というのがあり、お昼に数時間の休憩があった時のことです。
眠くて眠くてどうしようもない状態だったので、家で少し寝ようとしました。
ところが、全然眠れないんです。こんなことは初めてでした。
でも、この時点では、メンタル的やられていることが原因だとは気付きませんでした。
夜、布団に入ると、今までは5分と経たないうちに熟睡できていたのですが、
その頃は、寝付けないだけでなく、朝起きても何となく寝足りない、
という感じが続いていました。
また、会社には車で通勤していたのですが、ある時は、駐車場に着いてから、
頭が重く、どうしても、職場に行く気になれず、そのまま駐車場から引き返し自宅に戻ったこともありました。
このようなことから、自分がおかしな状態にあることを少しずつ認識していったように思います。
これが鬱、というのはこの時点では良くわかっていませんでした。
ここに至った原因はわかっていて、今で言えば、パワハラ、というものです。