Senior's Blog

ゴルフ(Golf)、python(Pythonista)、メンタルヘルスに関するブログです。

(12)解決のポイント

ここまでで、症状回復のポイントについて整理しておきます。

まず大事なのは、相談できる友人(上司でも、同僚でも、後輩でも)を持つ事です。

自分の状況を他人と共有することで、少し落ち着くことができます。

そして、話す勇気を持つ事と、我慢せずに周りの人に頼る、というのも大事です。

相談できる人がいないとか、頼れる人もいない、と思う方がいるかもしれませんが、

一人で生きてきた人っていないと思うので、探せば、必ず誰かいると思います。

話す勇気を持って、話す決心をすることで、相談相手が見つかるかもしれません。

私の場合、サミー部長が諸悪の根源で、それ以外の同僚、上司には恵まれていたと思っています。そのため、このぐらいの症状で済んだと思います。

これで良かったのかどうかというのと、私の事を、一設計者はどう見ているんだろうというのが気になりましたので、ある時、元のA部署のジョージに聞いてみました。

ジョージは、新製品開発の設計者として、少し遅れて、A部署から異動してきました。

実は、彼の異動も、私が少し関わっていたのですが、そのことは省略しておきます。

彼の答えの要旨はこうでした。

「マイケルさんは良くやっていると思います。尊敬しているんです」

この言葉にもかなり救われました。

こう思っている人がいる、ということだけで安心できました。

彼は、A部署で一緒に仕事をしていた仲ですが、ソフト設計のことだけでなく、

組織のおかしいところをはっきり言うタイプで、私も同感と思う発言をよくしていました。

多くの設計者が、なんとなく組織に流されて仕事をこなしていく、という感じなのですが、彼は、最終的には流されてしまう部分もありますが、正しいことを良く理解している設計者で、信頼できる設計者の一人でした。

結局、私は、ベンチュラ社のアレックスとフェルナンドに守ってもらいながら、

元のA部署のトミー、カルロス、ジョージを中心に、全設計者、派遣の方々に助けられながら仕事を続けることができた、ということを実感しています。